ヨレについて   〜設立30周年を超えて〜

ヨレについて

” jolle “と書いて” ヨレ “と読みます。

「北欧では小舟の事をjolleと呼びます。フィンランドやノルウェーでは、漁師で生計を成り立てる人が多く、仕事も趣味もすべて海に関連しているんです。それで若い頃は漁師になるにしても、大きな船を買うお金が無いので、小舟を手に入れる。
そして、その小舟で漁をしてコツコツと経験やお金をため、仲間を集め大きな漁船をみんなで買って大きな漁に出るそうなんです。
それから、歳を重ねて、老後はゆっくりと小舟にもどって釣りをしながら余生を終えるんです。」

小舟からみんなで大きな船に乗り換えて、最後は小舟に戻る、、、、このようなスタイルで、技術者が育ちますようにという意味を込めています。

若い頃は色々な努力をして知識をため、好きな仕事も嫌になりそうながら生活の為にがんばり、そして、年老いてもその仕事をプライドを持てるようになりやり続けて終える。
仕事ができるようになり、できる人間が集まり、皆で力を合わせてすばらしい作品を作り、そしてそれを継承していく。
小舟に始まり小舟に終わるがコンセプトです。

1993年設立から30年以上の月日を経て、そろそろ小舟への以降期が始まっておりますが、技術や想像の力を得る事ができ、会社としても充実しております。